《テーマ》

「社会保障と税に関わる番号制度について」

《趣旨》 

　2015年1月の番号の利用開始を目指して、2012年2月に「マイナンバー法案」が国会に提出され、現在、まさに審議中です。番号制度は、国民負担の公平・公正性、国民の利便性向上、行政事務の効率化を図るため、複数の機関に存在する個人の情報が同一人であることを確認する基盤です。社会保障、税、災害分野での利用を前提としており、番号制度によって、これまで以上にきめ細やかで的確なサービスを行うことを目指しています。一方、医療・介護等の分野は機微性の高い個人情報を取り扱うため、マイナンバー法とは別途、個別法により特段の措置を講じることになっています。 現在、個別法案の作成に向けた検討も活発に行なわれているところです。

 　そこで、今回の勉強会では、現在まさに審議中の番号制度に焦点をあて、各種検討会の事務方の責任者で、本年度より厚労省政策統括官室に創設された情報政策担当参事官職に着任した西村淳参事官をお迎えし、医療・介護の情報連携と番号制度というタイトルでお話いただきたいと思います。番号制度は、具体的な番号の使い方や利用場面など、これから決定されることは多々ありますが、これからの社会保障分野の方向性を決める重要なテーマです。審議経過や今後の方向性を含めて、わかりやすく解説していただくとともに、活発な議論を行ない、必要であれば政策提言を行っていければと考えています。会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。

《主催》

　日本福祉介護情報学会

《日時・会場》

　【日時】2012年9月1日(土)　13:30～15:00

　【会場】立教大学(池袋キャンパス14号館501号室)

《講師》

 　厚生労働省参事官(情報政策担当)　西村淳氏

《参加費》

《参加申込方法・問い合わせ先》

　参加希望の旨をご記入頂いたうえで、下記に記載されているE-mailアドレスへご応募下さい。なお、当学習会に関するお問い合わせについては、担当者不在の機会が多いため即応しかねる場合がございます。ご不便をお掛けし、大変申し訳ございませんが、ご了承のうえお問い合わせ下さい。

　　■E-mail：info@jissi.jp

　　■ハガキ：〒352-8558　埼玉県新座市北野1-2-26　立教大学コミュニティ福祉学部森本研究室

　　■TEL：048-471-7283

　　■FAX：048-471-7283