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2020年度 ワークッショップ

【最終更新日:2020年11月3日】


《テーマ》


介護現場は新型コロナウイルス対策にどう向きあっているのか-利用者と実践者のための情報発信と情報共有-

 


《趣旨》 


 新型コロナウイルス感染症の広がりは、介護事業所、利用者の双方にきわめて深刻な困難をもたらしています。医療機関と同様に高齢者入所施設や居宅サービスにおいても感染者・死亡者、集団感染の発生が少なからず報告されおり、「介護崩壊」の危機に直面している地域や事業所もあります。

 ケアを行う場面では、食事や入浴介助の際など接近や接触を避けることができず、丁寧なコミュニケーションも不可欠であるなど、「密」を回避すること事態が困難という状況にさらされています。介護事業所と職員は「感染予防」と「生活支援」の板挟みになりながら、利用者に日々向き合い、利用者は、高齢であり基礎疾患を持つことも多いため、更なるリスクにさらされています。特に、居宅サービスの現場においては、家庭という場での取り組みゆえの難しさやリスクの大きさが、深刻な問題になっています。

 介護サービスの実践現場や地域においては、こうした事態への対応努力が日夜重ねられていますが、社会的な理解や認識はまだ十分ではなく、関係者間における情報の共有にも多くの課題が残されています。

 今回、情報の発信と共有という観点から、このような状況に向き合い、コロナ禍における介護現場や地域の取り組みの実情を、ICTを活用し感染リスクを抑えつつライブに発信・共有するワークショップを開催することで、「ウィズコロナ(With Corona)/アフターコロナ(After Corona)」の社会における介護分野の情報化について考えてみたいと思います。

 


《主催》


 日本福祉介護情報学会

 


《日時・開催方法》


 【日時】2020年11月28日(土) 14:00~16:00

 【開催方法】オンライン開催(Zoomウェビナーを使用)

 


《プログラム》


13:50 Zoomシステムオープン

14:00 開会

14:05 キーノート・スピーチ

 

 「ケアモデルの転換と情報」

 

 近年、若者を中心にSNSによりコミュニケーションの質が急速に変化し始め、個人がコミュニティと切り離されつつあった現象が、新型コロナウイルスにより一気に全世界を覆ってしまった感がある。そのようななかで、心身に障害もつ高齢者を支える高齢者施設や在宅サービス事業者はこれまで経験したことのない戸惑いと不安に直面した。コロナ禍を高齢者の尊厳ある暮らしの実現を目指すケアモデルと情報について考える機会としたい。

 

 講師 山田 尋志氏(社会福祉法人リガーレ暮らしの架け橋理事長)

 

14:20 シンポジウム

 

 テーマ「新型コロナ対策 現場からの発信」

 

〈スピーカー〔報告順〕〉

①高齢者介護施設における新型コロナ対策の実際と課題―暮らしの継続と変化への対応―

  杉原 優子 氏(地域密着型総合ケアセンターきたおおじ施設長)

 

②新型コロナウイルスからヘルパー(介護職)を守り、在宅療養者の在宅生活継続を支援する取り組み

  小林 舞見 氏 (京都市紫竹地域包括支援センター長)

 

③その時、何ができたのか ―施設内クラスター発生時の応援調整を考えるー

  堤 洋三 氏(社会福祉法人六心会理事長/滋賀県老人福祉施設協議会副会長)

④医療現場における新型コロナ対応の現状〜COVID-19患者受け入れの体験から〜

  大原 みお 氏(横浜市立みなと赤十字病院 感染管理室 感染管理認定看護師)

 

■進行・コメンテーター

  生田正幸(関西学院大学教授・当学会代表理事)

  林 恭裕(社会福祉法人愛和福祉会理事長・当学会副代表理事)

 

16:00 閉会    

 


《参加対象者・参加費》


本学会会員にかかわらず、関心のある方であればどなたでも参加できます。

 

 ■日本福祉介護情報学会会員:無料

 ■非会員(参加協力費):500円

  *振込方法は後日お知らせいたします。

  *領収書は発行しません(口座振り込み記録をもって領収の証明とさせていただきます)。

                       


《参加申込方法》


■参加申込方法

 

 ●このワークショップは、全てオンラインで行います(対面会場での開催は行いません)。

 ●開催時間(2時間)に安定して接続できるインターネット環境からパソコンやタブレットなどを使ってご参加くださ

  い。

 ●参加申し込みは、下の申し込みサイトからお申し込みください。

  ・https://zoom.us/webinar/register/WN_Gz8_-F3DRxGijlv84Hc5BQ

 

下に記載したQRコードからも申し込みサイトにアクセスできます。

 

 

 

お申し込みの際には、下記の情報の入力をお願いします。

 

①お名前(実名でお願いします ⇒ 入力はシステムの制約上「名」「姓」の順になっています。)

②メールアドレス(確認のため2回入力してください。)

③勤務先もしくはお住まいの郵便番号

④勤務先の名称

⑤日本福祉介護情報学会の会員もしくは非会員(非会員でも参加可能です。)

 ※登録いただいた情報等が不適切な場合、参加をお断りする場合があります。

 ※登録いただいた情報は、今回のワークショップのためだけに使用し、その他の目的には使用しません。

 

〔ご注意〕

■登録いただくメールアドレスが、携帯電話のメールアドレスである場合、パソコンからのメールを受信可能な設定にな

  っているか、ご確認下さい。パソコンからのメールを受信できない設定になっている場合、必要な情報をお届けすることができません。

■お申し込みは、お一人様1回に限ります。

■使用するシステムの関係で参加いただける人数には限りがありますので、勝手ながら先着順とさせていただきます。悪

  しからずご了承ください。

■手続きができなかった場合は、ワークショップ運営事務局(ws2020@jissi.jp)宛に電子メールでご連絡ください。この

  場合も、パソコンからのメールを受信できない設定になっている携帯電話メールアドレスから連絡いただいた場合は、

  必要な情報をお届けすることができませんので、使用しておられるメールアドレスをよくご確認ください。

■電話・FAXによる申し込みや問い合わせには。対応できませんので、ご容赦下さい。

                    


《申し込み期限》


2020年11月27日(金)12時までとさせていただきます。

                      


《参加方法》


■ワークショップ当日(2020年11月28日)、13時50分頃より、インターネット上の会場をオープンします。

■申し込みの際にメールでお送りしたURL(ハイパーリンク)をクリックしてご参加下さい。

■ワークショップで使用した資料などは、当日、お知らせするリンクからダウンロードいただけます。なお、資料の著作

  権は、ワークショップの各報告者と当学会にあり、無断転載や再利用などは、固くお断りします。ワークショップの録

  画・録音についても、同様にお断ります。

■ワークショップの録画記録は、後日、当学会HPからご覧いただけます。

■参加者は、Zoomウェビナーの機能を使って質問や意見を送信いただけますが、時間の制約があるためワークショップ中

  に対応できない場合は、ご容赦ください。

■ワークショップ終了後、表示されるアンケートにご回答ください。

                      


《問い合わせ先》


■ワークショップ事務局:日本福祉介護情報学会オンラインワークショップ事務局

 ・住所:〒603-8143京都市北区小山上総町 大谷大学 大原研究室 気付

 ・E-mail:ws2020@jissi.jp

  *事務局不在の場合が多いため、電話によるお問い合せには応じかねます。

  *お問い合わせの際には、ご連絡先を明記下さい。

                      


《開催要項》


日本福祉介護情報学会オンラインワークショップ開催要綱