1.大会趣旨

　利用者がより良いサービス（事業者）を適切に選択することを通じて、サービス全体の質的向上を期待したサービスの情報開示の標準化が始まってから1年半が経ちました。このような中、介護の分野だけでなく、他の福祉領域を含めた福祉情報の提供・開示の実践状況の確認と、これからの福祉情報の選択・活用に向けた取り組みの方向性について考えていきたいと思います。

　記念講演は福祉情報化の研究領域を切り拓いた、同志社大学（名誉教授）の岡本民夫先生にお話しを頂きます。また、シンポジウムは福祉情報の開示・発信を行っている政策、福祉施設、NPO(第三者評価や情報発信)、ボランティア（情報提供）などの方々から、それぞれの領域からの福祉情報提供の実践状況と課題、そして今後への展開についてお話しを頂き、福祉情報活用のフロンティアを切り拓く一歩にしたいと考えております。

　本学での大会開催は第4回研究大会（2003年度）以来の2度目となりますが、前回大会開催後に新校舎（４号館）や食堂が完成し、より快適な環境で皆様をお迎えすることができる条件が整っております。多数の会員のお越しをお待ちしております。

2.テーマ

　「福祉介護情報の新地平を拓く～情報提供・開示と選択・活用のフロンティア～」

3.主催

　日本福祉介護情報学会

4.開催校

　田園調布学園大学

5.日時

　2007年12月9日(日)　10時00分～17時30分

6.会場

　田園調布学園大学【主会場：4号館4階441教室・442教室】

　　■住所：〒215-8542　神奈川県川崎市麻生区東百合丘3-4-1

　　■電話：044-966-9211(村井研究室呼び出し)

7.プログラム

　9:30～ 受付開始(4号館4階)

　10:00～12:30　自由研究発表(4号館4階 443教室・444教室)

　12:30～13:30　昼食

　13:30～14:00　学会総会

　14:00～14:10　休憩

　14:10～14:50　記念講演(同志社大学 岡本民夫名誉教授)

　14:50～15:00　休憩

　15:00～17:30　シンポジウム「福祉情報の提供・開示・選択・活用の現状と展望～実践者からの報告～」

　　　　　　　　【シンポジスト】　　　　　

　　　　　　　　　・久留善武氏(シルバーサービス振興会　企画振興部長)

　　　　　　　　　・水野敬生氏(特別養護老人ホーム　王子光照苑施設長)

　　　　　　　　　・飯村史恵氏(特定非営利活動法人Uビジョン研究所　事務局長・研究員)

　　　　　　　　　・鈴木恵子氏(川崎市宮前区野川地区ボランティア すずの会)

　17:30～　次回研究大会について

　18:00～　懇親会

8.開催要綱/参加および自由研究発表の申込用紙

・日本福祉介護情報学会 第8回研究大会 開催要綱(PDF)

・日本福祉介護情報学会 第8回研究大会 参加申込書・自由研究発表申込書(WORD)