設立経緯
1999年8月25日に「福祉情報化研究会」により「福祉情報化ワークショップ(第0回)」、同年12月22日に「福祉情報化ワークショップ(第1回)」を開催、2000年6月1日に、高橋紘士(立教大学)、須永 誠(東京都社会福祉協議会)、森本佳樹(立教大学)、生田正幸(龍谷大学)〔以上順不同〕を発起人とし、下記の設立会員により、日本福祉介護情報学会を設立しました。
本学会は、福祉及び介護の情報化に関する研究、技術の向上及びその応用並びに会員相互の連絡と協力、内外の学会との連携を図り、福祉及び介護の発展に貢献することを目的としています。会員は、福祉・介護の情報化に関心を持つ、福祉及び介護サービスなどの関係者、情報関連企業・団体などの関係者、行政関係者、関連領域の研究者等が中心となっています。
本学会で取り扱うテーマとしては、
・地域・施設・機関などにおける福祉・介護領域の情報化について
・福祉・介護領域の情報化に関する政策について
・福祉・介護に関わる情報システムや情報機器などについて
・福祉・介護領域における情報提供、情報開示、個人情報保護、権利擁護について
・福祉・介護領域における情報による当事者支援やデジタルデバイドへの対応について
・情報バリアフリーや情報のユニバーサルデザインのあり方について
・福祉・介護領域における情報化に関わる教育、研修について
などが考えられ、「政策部会」「システム部会」「ユーザー部会」「当事者部会」などを設置する予定です。
設立会員(呼びかけ人)
石川治江(ケアセンター・やわらぎ)、伊藤博之(日本アイ・ビー・エム)、氏兼裕之(通産省)、大島眞理子(老テク研究会)、大橋謙策(日本社会事業大学)、太田貞司(北海道女子大学)、岡本民夫(同志社大学)、小野寺 武(郵政省)、河 幹夫(厚生省)、清原慶子(東京工科大学)、小山秀夫(国立医療・病院管理研究所)、佐々木哲明(医療情報システム開発センター)、島村俊夫(社会福祉法人 敬愛会)、志村孚城(東海大学)、関根千佳(ユーディット)、高野健人(東京医科歯科大学)、田端 光(社会福祉・医療事業団)、筒井孝子(国立公衆衛生院)、中村秀一(厚生省)、林 恭裕(北海道社会福祉協議会)、針原森夫(日本電気・日本保健医療福祉情報システム工業会)、前田みゆき(日立製作所)、牧里毎治(大阪府立大学)、山中孝昭(NTTデータ)、和田敏明(全国社会福祉協議会)(50音順)
【日本福祉介護情報学会の事業】
本学会では、学会の目的を達成するため次の事業を行います。
・定期学術大会、研究会、講演会等の開催
・内外の関連諸学会、研究会等との連絡並びに協力活動
・学会機関誌、その他刊行物の刊行
・地方部会、専門部会等の設置とその支援